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はだしイベント色々!

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7月16・17日の二日間、中川村はさながら「はだし祭り」の様相。里に山にお店に!中川村の様々な場所で「はだし」に注目したイベントが行われます。   ■16~17日両日とも 野菜と自然食品の店・たろう屋にて、五本指シューズの元祖・ビブラムファイブフィンガーズの展示即売会を行います! 子供用ベアフットシューズ「ゆび助」の開発者・金子美保さんが来村されて、用途に合わせた靴の選び方から使い方まで、はだし感覚シューズのいろはをアドバイスしてくれます。 たろう屋 https://tarouya.storeinfo.jp/   ■16日 ・はだしで登ろう陣馬形山トレイルツアー はだしと森の研究者・金子潤氏と、陣馬形のはだしの人・島崎敏一氏が陣馬形山をご案内   ご予約・詳細は陣馬形山キャンプ場 HP https://jinbagata.life/   ■17日 ・たろう屋にて、【(身体)のお悩み相談 @ たろうや】 時間: 10 時~ 13 時 料金: 1000 円( 1 人 30 分)  歩き方や足 ( はだし ) のエキスパートであるトレーナーの金子潤が、足トラブルやバランスの悪さから来る不調など、足 ( 身体 ) のお悩み相談にお応えします。肩こりや足腰のこわばりが気になる方、おうちで出来る自分に合った運動を教えて欲しい方、野生の動きを身に付けたい方にもオススメ!   ご予約・詳細はたろう屋まで https://tarouya.storeinfo.jp/   ■17 日   ・【田んぼにおいでよ!】 中川村・美里地区で島崎氏が管理している、はだしで気持ちいい無農薬有機栽培の田んぼにて、泥んこ草取り大会。 時間: 9 時~ 12 時 料金: 500 円(保険代) 標高 800m 、冷たい沢水をひいた小さな田んぼは、周囲を里山に囲まれ眼下には飯田下伊那方面を見下ろす絶景が広がっています。 この田んぼは、裸足好きの素人百姓の 3 人が自分達で楽しくお米を作るために管理しています。 田んぼだけでなく水源の沢や里山もご案内します。というか、草取りをしていただけると大変ありがたいです。 田んぼに裸足で入るとなんだか懐かしい気持ちになります。泥の感触を味わってみませんか。 ※昼食は各自

朴葉餅をつくったよ

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 ウラヤマの巨木(のひとつ)、朴の木。この葉を使って朴葉餅づくりに挑戦しました。高枝切ばさみ的道具をつくるところからはじめて、山に分け入り葉っぱをとります。この季節ならではの目に鮮やかな緑よ! 母ちゃん不在のなか、父ちゃんと力を合わせ男子二人が大奮闘。あんこから作った父ちゃんスゴイ。 上出来。 最高においしかったです。また来年作ろうね!

準備諸々と、春のおたのしみ。

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 3月末日、裏のワラビ平らの草刈り&野焼き。今、ススキを刈っておかないとワラビが出ない。(出るには出るけど、思うさま出てこれない)冬の間にできずにいて、もう、駆け込み。朝から雨がしとしと降っていたので、一念発起、色々の予定を変更して午前中に二人でがんばる。傾斜の上はそのまま山なので、山火事が本当に怖いのだ。こんな雨の日でもないとおっかなくてできない。けっこう広大に刈れ、かつ焼けた。ついでに展望スペースの枝垂桜までの平らもやる。これでお花見ができるぞ。ワラビちゃんもどんどん出なさい。うちのワラビは太くてやわらかくて本当に美味しいのだ。  そして、たんぼの準備もはじまった。今年買ったわら切り機がとても調子がいいらしく、夫うれしそう。たんぼにて盛大にわら切りしておいたそのわらを、田んぼにまく。さらに炭もまく。という作業を手伝いにNさんとKちゃんが来てくれた。ありがたい!撒く炭は、先日ワラビ平らで野焼きをした際の炭と、2月のあの竹炭づくりフェスの際の炭。山になったところから袋につめて、それを田んぼまで運んで撒いてくれる。その日はちょうどハクモクレンがはなざかり。庭に設置したスラッグラインと木登りで、次男ともたっぷり遊んでいってくれ、感謝。  4月に入り、種もみも仕込む。苗から準備するのは、今年初。品種も晩稲系のものに変えた。塩水選済の種もみをいただいたので、作業としては 温湯消毒から。外で炊いた蒔でお湯を用意したので、温度を60℃にキープするのが大変だったみたい。夜中にヘッドライトをつけてこれまた夫ががんばった。そして今、 浸種期間。何℃をキープとか一日数度水を替えるとか、まさに赤子 のよう。  ひとつの作業が他の何かの準備になる。その準備のための何かがまた、他の何かに。準備諸々つながり合って。その合間に美味しいものもいただいてます。昨日の昼は、そうめんと野草各種(ウド、タラの芽、最後のフキノトウ。今とれとれのシイタケも。)の 天ぷら。タンポポの葉のヨーグルトサラダ。初採りのたけのこも、アクが抜けたので今晩には煮付ける予定。アハハ!者ども、東を向いて笑え!笑え!(初ものづくし)

我が家にヒヨコがやってきた

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  3月某日、我が家にヒヨコがやってきた。松本の養鶏場に生まれ次第という条件で申し込んだところ、思ったより早くその日が来たのだ。夫が都合をつけてとんでいき、連れ帰ってきたのは、国産赤鶏「あずさ」という種類のメスたち。ヒヨヒヨヒヨヒヨ言いながら黄色いふわふわがせわしなく動きまわっている。そして短い羽根部分を時々ぱたぱたさせる。黒くてまんまるなちいさな目。水を飲むときなんて、ついばんだのち上を向いてごっくんするのだ。想像以上のかわいらしさに、戸惑う。また守るべき弱いものがあらわれてしまった。(下の子が、ようやく育ってきたのに) (生後2日)    生後1週間くらいから、羽に白いものが混ざってきた。一丁前だ。それを大きく広げてはばたいてみたり、首をのばして育雛箱の外をのぞこうとしたり。育雛箱は、暖簾状のもので間仕切りして二部屋に分かれている。電球と(取り外せる)天井があって暖かい部屋と、天井のない運動場。人間が育雛箱を置いている部屋に入るだけで、物音を聞いて暖かい部屋から走って出てくるのだ。腹ペコなのかと思ったがそうばかりでもないようだ。水を替えたりしているこちらの手にのり腕をつたって登ってくる。あずさは品種的に「好奇心旺盛で、ひとなつこい」と言われているそう。ほんとだな。個体差もわかってきた。この子はいつも外が気になってしかたない。飛び乗りたがりに、遊びたがり。そしてみんな、くいしんぼう。  (生後25日)  外にニワトリ小屋を作っているのだが、ここは信州そして標高800m。急に10℃を下回るような朝があったり、3月だって雪も降る。ハクモクレンの咲きかけが霜でやられて茶色くなってしまったのを見るだに、かわいそうでつらい。ヒナたちの外デビューの時期はもう少し先だ。小屋はケモノ対策としてブロック2個分を埋めようということになり、まずぐるりに穴を掘ることから始めた。こどももがんばる。とはいえ飼っている人から色々話を聞くと、まさに「いたちごっこ」ではあるのだろう。人間、あなたがたのために、最善を尽くす。尽くすよ。 大工の夫が本領発揮。住み心地の良い小屋になるといい。 ここが鶏の場所になる予定。三寒四温、行きつ戻りつしかし確実に、春は深まっているのだった。今年はにぎやかになるね。

冬にも冬の恩恵が

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    こちらも冬のお楽しみ、クロモジ。小枝を細かく切って煮出すと最高に爽やかなフレッシュハーブティーになる。濃いめに煮出して冷やしておいて、炭酸水と割って飲むのもとても良い!この飲みかたは最近の夫の発見。でかしたぞ。ノンアル飲料としてビールにひけをとらない芳香。薪ストーブガンガン焚いた部屋で肉とか食べながら風呂上がりに飲んだらコレ、プハーって言うよ。  クロモジはいつでもあるが、この季節がいちばん香り高いような気がする。新芽の予感を内に孕んでいるからか。桜の木の枝も、花が咲く前が最も染料として優れていると聞いたことがある。ただの枯れ枝みたいなのね。その身に次の季節の色々をひっそり隠し持っているなんて。  ホワイトリカーにもつけました。右はクロモジ、左は松葉。ビンに松葉これでもかとギュウギュウ詰めて。松葉酒、爽やかです。私、冷え性治るんじゃない?!  中川村は、養命酒発祥の地でもある。元々それだけ薬草の類いが豊富ということ。うち周りでもどれだけの薬が自生していることか。知りたいと思う。でも、そのときその地の恵みをいただくことが、食即ち薬になるとも思う。だからまずは様々食べよう。美味しい、美味しいと、ありがたくいただこう。

冬のウラヤマ湧水地

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 冬の ウラヤマ。家の脇の水路沿いを分け入っていくとそこは湧水地。(夫はタンクを背負ってここまで時々水汲みに来てくれる)この日は水を汲みがてら、わさびの様子も見にみんなで行った。  もともとわさびが自生していたのを、少しずつ増やすべく手を入れている。まず第一にまわりの木を間伐して適度な日照を確保。そして湧水の流れを見ての移植。この土地に接する隣人の方々にも声をかけて、何度か集まってこの辺りも整備を重ねてきたのだ。  残雪のなかの流れ。そしてその中に、元気にいたいた。わさびちゃんたち。冬山のトーンに慣れた目に、緑が眩しい。沸々と湧き上がるこの気持ちは何。愛おしいような嬉しいような。「かわいい。」とニヤけてしまう。少しでも水流から取り残された溜まりの場所は氷に閉ざされ、わさびも絶えてしまうよう。湧水の流れさえあれば、そのあたたかさに守られて冬を超えるのだな。そよそよ揺れて。…かわいい。繰り返し呟いちゃう。  みなさん見に来てね。そして季節になったら食べましょう。葉を刻んで醤油に漬けると絶品なのだよ。

あたらしい祠

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 先日、竹炭づくりを兼ねて竹林整備した際に、掘り起こした場所から石積みが発見された。(詳細は 前回記事 )たかが石積みされど石積み。今まで漠然とした平面だった場所に記号が出現したことによって、導線が生まれ、立体的な新しい場までもが立ち現れたかのよう。急に見え始めた3D、もしくはだまし絵みたいに。「本来の祠の場所はこっちでは」という金子さんのことばに、みんなの直観が「是!」と声をそろえたみたいだった。そんな場所を前に、いま思うことはひとつ。新しい神さまの家をつくろう、だ!やほー!  ウラヤマ管理人(夫)と長男が力を合わせて作ってくれた新しい祠がこちら。杉皮をふいた屋根がいいねえ。     土地が自らの記憶を取り戻そうとしている、最初のそのひと呼吸。というような風を感じながらご挨拶。 龍神さま、かえってきてくれたかな。 今年はいつにも増して春がたのしみ。